★開幕戦 in ソウル

K-1 WORLD GP 2010 IN SEOUL FINAL16。

いきなり注目の対戦。多彩なコンビネーションで仕掛けるジマーマンだが、その打ち終わりにミドル、ローを返すギタ。地味だが効いてる。そして2R、ジマーマンのテンカオにギタがカウンターのフックをヒット。グラつき、ロープ際で棒立ちのジマーマンにギタの追い打ちの連打が炸裂。速攻KO。ギタ、見事すぎる。

テイシェイラが前よりだいぶ積極的に攻めてる。パンチも随分伸びてる感じ。アーツの動きも悪くなさそうで、緊張感のある試合。パワーはテイシェイラかと思ったがアーツのコンビネーションそして破壊力はさすが。両者一歩も譲らないグッドファイト、3Rで決着つかず(ジャッジ1人がテイシェイラ支持)延長へ。体力で勝るテイシェイラだが、アーツも随所でいいパンチを当てる。結果、判定でアーツに凱歌。テイシェイラ大健闘だったが。にしてもあな恐ろしやアーツ、これで今年40歳ってどんだけ…

代名詞のローのみならずパンチの連打もキレキレのサキ。プレッシャーを感じたか後手に回るケマイヨ、そこにサキのパンチが当たる当たる。パワーを増してきたってのが功を奏したサキ、あっとゆう間に3度のダウンを奪ってKO。ケマイヨが情けなさすぎたが、それでもサキの進化が見えた。

京太郎陣営の策はバレバレなので、カウンターを貰うまいと慎重に圧力をかけるバンナ。徐々にバンナの距離になり、京太郎の顔面を捉え出す。中盤からバンナの試合に…と思いきや3R京太郎の右がスマッシュヒット。ガス欠もあってか明らかにペースダウンするバンナ、みるみる顔面血まみれに。3R終わってバンナに1票のみで決着つかず延長へ…と思いきや、バンナがリングを降りる。判定に不服で試合放棄ってか、馬鹿みたいな幕切れだな。

エドワーズの連打を堅いガードで弾き返しまずは右フックでダウンを奪う蟻星。続いてコーナーに追い込むと再び右のオーバーフック、そして最後も右を当てると、文字通り叩き伏せた蟻星。余裕の完勝。

ローがいい感じのカティナス。しかし負けじと振り回すモーの右を喰らってダウン。2Rカット。バテバテの両者。カティナスは結局KOを逃れるのでいっぱいいっぱいだった模様。モーはGP本戦出場が6年振りとな。

下から崩しにかかるカラケス。シュルトさんは平常運転。ヒザが効果的。身長差がない分カラケスの拳も届くが、なかなか自分の距離にさせて貰えず。相変わらず堅いね。しかし実況席のシュルトさんへの嫌みが半端じゃなくて気持ち悪い。
あと放送されなかったけどスポーンが緒戦突破とのこと。これでベスト8はシュルトアリスター・モー・アーツ・京太郎・ギタ・サキ・スポーン。結構おっさんが粘ってる感じがする。やっぱり大してインパクトなかったけどまぁ前半面白かった。
明日はMAX!