★来たれり…赤いニット帽

続いてボクシング。

• ＷＢＣ世界フライ級王座統一戦：ポンサクレック・ウォンジョンカム［12Ｒ判定２-０］亀田興毅

両者とも重心を下げ、距離が縮まったり離れたり。緊張感はあるが、共に動けてる立ち上がり。距離が詰まると徐々にポンサクのが合い始め、カウンター右フック或いは得意の左が刺さるように。対する興毅はやや見すぎな感がある。てか結構早い段階から鼻が赤くなってるかな。４Ｒ終わってＯＰスコアは２-０でポンサク。結構バラついてる。
５Ｒ、バッティングで興毅が右目尻をカットし出血、ポンサクに減点。更にもう一回ドタマが当たっておびただしい出血。負傷判定になったら興毅が不利。てかポンサクも左まぶたが切れた。
折り返し後、巻き返しを図る興毅、時折いいパンチを入れるも浅いし単発。打ち終わりに小さいカウンターを合わせるポンサク。打ち合いになると当然飛び出すアッパー、クリーンヒットはないが興毅は堪らず下がる。２度目のＯＰスコアではスプリットでポンサクを支持と、チョーパンの減点も効いてかやや興毅が盛り返すかたちに。
終盤、仕掛ける興毅、最後の追い上げか。ポンサクは小さい右をカウンター。更に打ち合いも。でも殆んど見切れてるポンサク。しかしローブローとか（致し方ない部分もあるかもだけど）バッティングが多いなぁ。興毅は踏み込まなきゃいけないけど、行けなくなってる。ポンサクからしたら料理しやすい状態。最後までちょこちょこ小突き合いで、特に山場もないまま終了。ゴングを聞いて両手を挙げるその虚しい姿よ。
判定は（まさか…も覚悟はしたがｗ）114-114、116-112、115-112でポンサクに凱歌で、王座返り咲き。そういや興毅は初黒星か。
まぁポンサク相手に駆け引き挑むには役不足だったってことだなｗ古狸の前にはまだまだグリーンボーイだったか。でもバッティングについてやかましく吠えそうでめんどいな。でもまぁ負けは負けだよな。