★「ごめんネ!」から4年

涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕』。
いやはや何つうか、素直に面白かった。待った甲斐があったなぁと。以下ネタバレ注意。
しかし気が逸りすぎてかなり雑に読んでしまったと思う…ちょっぱやで終わっちまった。まぁいずれ読み返すことは間違いないのでとりあえず今のところの雑感なんぞ、ざっと。
とにかく前編は佐々木回だが、一番盛り上がるべきところで蚊帳の外だったのがちと残念。佐々木がダークサイドに堕ちることを期待危惧してたんだが、真っ当な女の子でしかなかった。てか色んな意味でこれまで思ってた以上に普通の女の子だった。キョンの朴念仁ぶりに陰で地団太踏んでたらもっと可愛い、なんつて。十分可愛いんですけど!佐々木団は最後まで団結せず空中分解、とゆーか最後は藤原の一人相撲だったような。損な役回りに終始した橘さん、どんまい。そして九曜はまさかの天然なのか…!「間違えた」ってオイ…!!
ハルヒはまじで全能すぎて神格化されるのもしゃあなしだな実際。ヒロインの座も譲らんしねw、最後に文字通りハルヒの驚愕が待ってた。デレがなかなかに可愛んだよな。しかしヤスミの正体は最後までわかんなかった。なんで気づかなかったかな。
一瞬ながら朝倉さん再々再復活でまじテンション上がった。他にも例の谷口の件とか(後付けっぽくもあったが)『消失』が伏線と思しき点がいくつか見られたこととか、ハルヒと佐々木がおな中だったとか、キャラの掘り下げはもっと欲しいぐらいな気もするがそれでも結構色々明かされたね。まぁ佐々木ほか新キャラとの絡みもあわせて今後に期待…していい、の、か、な?
のいぢ絵はえらい変わったんだねー。キョンが中味含めどんどんイケメンになってくぜ。でもそんな嫌いとかじゃないけど。佐々木と九曜はかなりおきに。
あ、あとこれは儚い望みなんだろうがw、アニメで観てみたいなーとも思う。週ごとに分裂した2つの時間軸を交互にやる感じで。佐々木はみゆきちとかがいいなぁ。そして九曜を碧ちゃんに是非やって戴きたいw