★庭師撃退

ベネズエラの庭師グラナドス、でけぇ!でも当然センは細いから巨人って感じじゃないな。
さて、身長リーチとも10センチ上回るこの挑戦者をチャンプが如何にして料理するかと思ったが、いざ試合が始まると内山がプレスをかけて有効打をヒットさせ圧倒する展開。相手のパンチをかわしながらキレのある右ブローを上下に炸裂させ(特に右クロス)、それでも勝ちを急ぐことなくじりじりと攻めていく。
グラナドスはリーチを活かせず懐に入られパンチも見切られ、立ち上がりからジリ貧。ボディを効かされてか早々から脂っこい汗も見える。時折右のビッグパンチにひやっとするシーンもあったが、内山は被弾を許さず完全にペースを掌握。そして折り返しの6R、右クロスがジョーを捉えグラナドスがダウン!このワンパンでジ・エンド。挑戦者陣営はレフェリーのストップに不服なようで一瞬いやな雰囲気になったものの、まぁ試合続けてても結果は変わらんかったでしょう。てか普通に10カウントだったような。兎にも角にも“KOダイナマイト”、圧巻のV1。
終わったあとにチャンプが「やりやすかった」と言ってたように、正直安心して観てられる試合だった。規格外の体躯は確かに脅威だったけど、ボクサーとしての格が違いすぎたように思う。今後の防衛ロードに期待…いずれはホルヘと相対することもあるんだろうか。